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[液晶TV関係・その他追加予定]
 クレイジー自作派の実家近くには、
一見不法投棄場所な、家電無料回収所が
あります。
管理者の方に許可をいただき、
面白そうなものを譲って頂き、
修理を楽しんでいます。

修理を行う方は「自己責任」の意味を
よく理解して行なってください。
 
SONY液晶TV KDL-40V1修理編 
  今回はSONY製液晶TVことBRAVIAシリーズ
KDL-40V1の修理です。
製造は2008年と表紙してるので比較的新しい
モデルで倍速液晶&動画補正機能もあります。

とりあえず電源を入れるも当然動きません!
電源&スタンバイLEDの点灯状況を見ると
システムは起動しようとしているものの
バックライトが点灯せずにエラーになります。

そこで背面パネルを開けてみると・・・案の定
背面パネルがほこり・ホコリ・埃!吸気口の
2/3を覆い、開口率も半分になっています。

嫌な予感を覚えつつも各部を確認・・・意外にも
外傷は無く、コンデンサーも無事のようです。

バックライト制御用のICを見つけるも基板の
反対側に有ったので、配線を正面まで引っ張り
電圧確認と信号のタイミングを確認します。

デジタルテスターではタイミングが見にくいので
アナログテスターを併用して調査を行います。

どうやらバックライトON信号は出ているものの
ONする前にエラー信号が出力されています。

一発目のバックライトON時間はコンデンサと
抵抗で管理されているのでエラーまでの時間に
余裕を持たせるとバックライトが点灯しました。
ヽ( ´¬`)ノ  ワ〜イ !

数時間のバックライト100%テストも問題なし・・・
ですが、液晶パネル制御チップの発熱が多く
ヒートシンクが50度以上になっています。

背面パネルを外して50度と言うことは
背面カバーを付けて、さらに埃で空気循環が
半分になれば更に温度は上がります。

そこでヒートシンク周辺を寸法取りして
CADにてFANステー(赤い部品)を設計しました。
この程度の部品であればアルミアングルを
削って作れば楽勝です。

完成後にFANを固定し外部電源にて試運転。

電源にてFANが起動可能な最低電圧を調べ
+3割ほど余裕を確保し、130Ωの抵抗を
挟んで回転させることにしました。

この程度の回転数であれば付近のコイル鳴き
よりも騒音は少なく、温度も30度で安定です。

本来FANレスと言うのは騒音も無くFAN自身の
寿命も関係無いので一番良いと思われがち
ですが、それは自然対流でも余裕で冷却できる
という大前提があります。

しかも家庭で使う以上、環境温度の変化や
埃やタバコタールなどが蓄積するので配慮が
必要となります。

できる限り余裕のある冷却設計を行い
FANが壊れても交換が容易な設計が
もっと世の中に受け入れられれば良いのにと
切に願います。

人間も機械も必ずメンテナンスが
必要です、たまには機械のお掃除も
してあげましょうね





 東芝製液晶TV 42Z1000修理編

今回は自作派として初の大型液晶TVとの
対戦になります。
まずはよく乾燥させてから電源を入れるも
電源スイッチが全く反応が有りません。

電源系統の流れは 100V入力→充電部→
非充電部→DCレギュレーター→
各チップへとなります。

裏面を開けて各部電圧を確認すると
充電部(一次側)はOKなので
電源ON回路を確認します。

よく見るとスイッチパネルの裏にハンダを
した後があり信号がGNDに落ちています。

前オーナーが修理に挑戦したのでしょうが
GNDに落とすと全てのスイッチが無効に
なってしまいます。

ハンダを除去しつつ、破損していた
タクトスイッチもまとめて交換します。

電源ON信号は帰ってきたものの
フォトカプラで止まっていたので
フォトカプラも相当品に変更します。

これで非充電部(二次側)にも電源が
来ましたが、DC出力が安定しません。

ここで膨らんでいる電解コンデンサーを
ひと通り交換します。

しかし、12Vラインが出力されないので
12Vの二次側に安定化電源を接続すると
ようやくTVのシステムが起動しました。

12V系を調査すると電源用パワーIC
[STR-W6765]が動作していません

代用品の入手が困難で、元々のレイアウト
が非常に過密で、発熱による基板のヤケが
見受けられたので、電源を追加します。

手元にあったDC-12V高効率アダプターを
追加し、電圧変動の大きい20V系も別電源を
追加し、ヒューズと確認用のLEDを
汎用基板に実装し組み込みます。

安定動作するも、背面カバーを付けると
内部温度が55度になってしまいます。

高効率電源を組みカタログデーターより
消費電力が下がっているので、本来は
さらに熱量が多かったと推測できるので
電源部の破損は熱ストレスによるものと
考えられます。

本来はFANレス構造なのですが、
背面に12cmのFANを追加してみると
内部温度は40度以下に安定しました。

修理は完了したものの、安易なFANレスが
いかに電源寿命を短くするか顕著な例でした

修理に使用した東芝の電気図面は
HTMLデータなので検索・移動・
基板調査が容易で大変優れていますが、
部品の個別販売を行なっていないため
修理には相当な覚悟が必要となります。

サービスセンターに電話するも
「社内規程で販売できない」の一点張りで
「自分で修理する方は東芝製品を
選べませんね」と問うと「そうですね!」と
言われてしまいました。

修理することはあっても新品の東芝製品を
購入することは一生無いでしょう。






 東芝製液晶TV 32A8000修理編
 今回も東芝製ですが、幸いにも
電源は入りました。

しかし、画面上で縦方向に部分的に
表示異常が発生しています。

液晶パネルには横方向と縦方向に電極が
通っているのでその制御異常と推測できます

分解してみるとパネル上辺のタブ基板が
不自然に汚れています。

アルコールで拭きとってみると、キャラメルの
甘い匂いが・・・TVにキャラメルを食べさせる
奴は地球上には居ないはずなので、おそらく
キャラメルマキアートでも飲ませたのでしょう。

しかし基板を洗浄しても表示は不安定のまま
キャラメルマキアートがタブ基板と
フィルム配線の間に入り込んだ様子で
接触不良を起こしています

フィルム配線の耐熱温度を調べつつ、
温調ハンダコテとフラックスを使用して
間に入った異物と酸化皮膜を除去し
熱圧着を試みます。

ほぼ接触不良は解決できましたが
一部接触が安定しないので、上からネジで
押さえ込める構造にしました

そして、温度上昇による熱膨張でフィルムと
基板の接触不良が出ないかエージングします

今回は引取先にエアコンが無いことも想定し
部分的にエアキャップで遮熱を行い、内部
温度が40度の状態で48時間行いました

これにて修理は完了ですが、液晶TVは
上面に液晶制御基板が集中しているので
くれぐれも水をやったりしないよう
気をつけて下さいね



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